二月。如月である。
相変わらずの晩酌である。
酒は元々は、独りで呑むものじゃなくて、神々と飲むもの。
要は神事である。神事であったのだが、
時代が進むにつれて、まあ神事以外でも呑んでもいいじゃねえという人がいるわけで。
日本後紀によると、天平宝字2年(758)2月20日の条に
「民間の宴会は、常軌を失い、みだりに聖者の政治をそしり、酔い乱れて節度をなくし、
喧嘩沙汰に及ぶ。今後、皇族、貴族以下の者は、
祭祀の場合と病気の治療する時以外は飲酒をしてはならぬ。
違反者があれば、五位以上の場合は、1年間封録を停止、
六位以下の場合は現職を解任。それ以外の者は、杖罪八十に処する。」
でもまあ、これでも効果がなくて現在に至るだろうな。
江戸時代には
「この世の事さえも知れねものが、死んだ先がどう知れたものか。
寝酒の一盃づつ呑んで、心良く寝るのが極楽よ。」
とかあったようで、こんな風に粋に呑みたいものである。
相変わらずの晩酌である。
酒は元々は、独りで呑むものじゃなくて、神々と飲むもの。
要は神事である。神事であったのだが、
時代が進むにつれて、まあ神事以外でも呑んでもいいじゃねえという人がいるわけで。
日本後紀によると、天平宝字2年(758)2月20日の条に
「民間の宴会は、常軌を失い、みだりに聖者の政治をそしり、酔い乱れて節度をなくし、
喧嘩沙汰に及ぶ。今後、皇族、貴族以下の者は、
祭祀の場合と病気の治療する時以外は飲酒をしてはならぬ。
違反者があれば、五位以上の場合は、1年間封録を停止、
六位以下の場合は現職を解任。それ以外の者は、杖罪八十に処する。」
でもまあ、これでも効果がなくて現在に至るだろうな。
江戸時代には
「この世の事さえも知れねものが、死んだ先がどう知れたものか。
寝酒の一盃づつ呑んで、心良く寝るのが極楽よ。」
とかあったようで、こんな風に粋に呑みたいものである。