江戸川乱歩の作品に「芋虫」がある。傷痍軍人と、
その妻の話で、すごく短い作品である。

中学か高校の頃に読んだ記憶があるのだが、
今回読み直すと、記憶に残っているとは違う内容だった。 

乱歩も書いているが、この作品は反戦小説として
書いたつもりは無いのだが、反戦小説として称賛されたとか書かれている。

作者の意図に反して、勝手に思ってしまう人達は、昔からいるようですね。